今日の小ネタ②(10/14)「IoTって何だろう??」

10月14日活動、「今日の小ネタ」は「IoT」についてです。

最近、メディアなどで目に触れる機会が増えている言葉ですが、今回はその中身について紹介します。

 

1.IoTとは?

 

IoTとは、Internet of Thingsの頭文字を取ったものです。

 

「身の回りにあるモノにセンサーが組み込まれて、直接インターネットにつながり、モノ同士、あるいはモノとヒトとが相互に通信できるようになる仕組み」とことを言います。

 

では、このIotは何が革新的なのでしょうか?

 

モノとインターネットがつながることで、1つ1つのモノからあらゆるデータを手に入れることができます。企業は、その膨大なデータを解析することで、より良い製品やサービスを提供することが出来るようになるのです。

 

2. 何が変わるのか?ービジネス編

 

「IoT」によって、私たちの生活やビジネスはどのように変化するのでしょうか?

 

まずは、ビジネス面。

 

プレゼンでは、「4つの変化」について紹介しました。

 

①製造業のサービス業化

②ボードレス化・リアルタイム化

③需要と供給のマッチング

④大量生産からカスタマイズ生産へ

 

ここでは、①を深堀したいと思います。

 まず初めに、タイヤ会社を例にとって、「製造業のサービス業化」について、説明します。

 

従来のタイヤ会社は、タイヤを「作って」、タイヤを「売る」ことが仕事でした。そのため、タイヤには一定の寿命があって、企業にとって買い替えは好ましいものとされました。

 

一方、「IoT」を活用したタイヤ会社はどのようなビジネスモデルになるでしょうか。

 

企業は、タイヤに付属されたセンサーから、空気圧や温度、走行距離などのデータを手に入れます。そのデータを分析して、タイヤの寿命を延ばす走行方法や安全な走行、燃費向上についての情報を、消費者に提供します。

 

タイヤの寿命が伸びることは、企業にとってはデメリットかもしれません。しかし、企業は安全な走行や燃費向上のサービスを提供するビジネスモデルが可能になったのです。

 

このように、製造業はモノを「作って」、「売る」時代は終わりました。「IoT」の時代では、膨大なデータを活かした、サービスを提供するビジネスモデルが展開されるのです。

 

こうしたビジネスモデルを展開している企業として、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトニック)やテスラモーターズ、日本ではコマツなどが挙げられます。

GE : 日本 : imagination at work

テスラモーターズジャパン

KOMATSU,コマツ,小松製作所,コマツ製作所

 

是非、調べてみて下さいね!

 

3. 何が変わるのか?ー生活編

 

では、生活にはどんな変化があるのでしょうか。

 

たとえば、「スマートロック」

 

「スマートロック」とは、一言でいえば、「スマホが鍵代わりになる」のです!

Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)製品情報 | Qrio製品情報

 

スマートロックは鍵の開け閉めや利用履歴、鍵の貸し借りが可能になる技術です。

 

このほかにも

・自動運転自動車

・ヘルスケア

などにも、IoTが利用され始めています。

 

このように、家庭用の製品も、スマートフォンウェアラブル端末の普及に伴い、今後ますます普及することが予想されています。

 

4.最後に

 

ここで、紹介できたのは、IoT技術のほんの一部です。

世界は、私たちの知らない間に、どんどん進化しているのですね!

 

こうした技術革新において行かれぬように、常に関心をもっていたいですね!