ビブリオバトル⑥「手にとるように社会心理学がわかる本」

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これは一冊の魔法の本であるとおもう。

プレゼンが上手になる魔法
コミニケーションをとるのが上手になる魔法
人を説得することができるようになる魔法
などが使えるようになる本である。

 

この本は題名からしてもそのようなものには縁遠いように思われる。しかし、少し考えてみてほしい。
社会とは何から構成されているのか。お金、法律、その他様々なものから構成されている。そして、最も大切な要素に「人間」がいる。人が2人以上揃うとそこにはコミュニティーができ、社会が構成される。
 社会とは大きさを問わず、人間が欠かせない構成物なのだ。
その社会の心理を学ぶということは、人を学ぶということだ。

人を理解できれば人を操れる。人を操れるならば社会を操れる。

私達は社会で生きている。社会で少しでも優位に立ちたい、いい稼ぎを得たい、と思うのであればこの本は欠かせない存在であるだろう。

この本は社会心理学の入門書にすぎない。

しかし、読む人の使い方によって、ただの無意味な本にもなりうるし、最高の魔法書にもなりうるのである。