今日の小ネタ③(10/21) アニメで地域活性化!?
本日の小ネタは
『コンテンツツーリズム』
です!
1、コンテンツツーリズムって?
コンテンツツーリズムとは
2、コンテンツツーリズムを取り上げた理由
コンテンツツーリズムを今回取り上げた理由、それは…………
今まさに!コンテンツと地域活性化を絡めたコンテンツツーリズムの時代が来ているからです!!
特に最近流行りの深夜アニメの勢いが凄まじいのです。
そんな時代を作り上げたある深夜アニメがひとつ……
その名も「らき☆すた」です!
3、らき☆すたでの地域活性化
2007年にテレビ放映された「らき☆すた」。このアニメの舞台となっているのが埼玉県鷲宮町(現埼玉県久喜市)です。そこにある鷲宮神社がアニメの作中で登場人物の実家に設定されています。
こんなこともあってか、ファンの方が実際に鷲宮神社をよく訪れるようになりました。
さらに!新年にはらきすたに出演した声優さんを呼んでイベントを行ったりしました。
これらのおかげでアニメ放送開始前の2007年は9万人だった参拝客数が2010年には45万人にまで膨れ上がりました!
これによる経済効果は20億円を超えると言われております。
しかし、このアニメが放送されていたのは2007年。2015年と違ってまだまだ深夜アニメへの風当たりは厳しい時代でした。
そんな深夜アニメで何故コンテンツツーリズムを用いた地域活性化が出来たのでしょうか?
4、鷲宮神社の成功要因
鷲宮神社の活性化が出来たのには大きく3つの理由があります。
①らき☆すたそのものの人気があったから
②ファンが文化を作り上げたから
③地域社会に一定の理解を示されたから
それぞれ見ていきましょう。
①らき☆すたそのものの人気があったから。
これを見ているアニメファンの方、いやもしかしたらそれ以外の方でも聞いたことがあるタイトルだと思います。
「泉こなたは俺の嫁!」という方がもしかしたら皆さんの中にもいるかもしれませんね笑
活動時にもすぐに名前が出てきたり、イベントが武道館で行われたりなど、2000年代の代表アニメといっても過言ではございません。
筆者としては熱く語りたいのですが、省略します笑
②ファンが文化を作り上げたから。
今まで鷲宮神社が盛り上がったと記事を書いておりますが、神社や製作者側がそう仕向けたのではございません。
実際にファンの方が「鷲宮町に行ってみたい!」となって作り上げられたものなのです。
その証左がこちら!
ファン製作の神輿です!
こんなものまで作るファンの熱意も要因のひとつです。
③地域社会に一定の理解を示されたから
こんな風にファンの方々が盛り上がっておりますが、世間の目からしたら「うわ……オタクだ……」と思われてもおかしくないのです。
そんな中でも行政側がこんな風に…
住民票を作成してくれたりするのです!
地域の理解があるからこそ成せうるものですね!